NASK​/数値の書き方

数値は10進数、16進数、2進数で書くことができる。

数値を使う時、何進数で書くかは好きにしてよい。CPU的にはどれも同じこと。人間にとってわかりやすければよい

• 今回はアドレスを指定するのに使うなぁ・・・
  • よし！今回は16進数を使おう！　→　MOV AL,[0x3F]

• 今回は足し算だなぁ・・・
  • よし！俺が暗算できるように、10進数を使おう！　→　ADD AL,135

• 今回はビット操作だなぁ・・・
  • よし！3番目のビットだけ1にしたいので2進数を使おう　→　MOV AL,00000100B

ちょっと特殊な方法として、文字コードで値を書くこともできる。

以下は両方とも同じこと。

• 基本的に文字コードを直に使う場合、表記できる文字は全て使うことができる
• たとえば、以下のように指定できる。

  MOV AL,'A'
  
  MOV AL,'c'
  
  MOV AL,'%'
  
  MOV AL,'['
  
  等等・・・・・・・

• が、ひとつだけ例外がある。
• 「　’　」という文字。これだけは直接打ち込めない。（NASKがエラーor異常終了する）
• これは書いてみれば解る。あきらかにおかしい書き方になるから。

     MOV AL,'''      　←　どう見たっておかしい

• この「　’　」だけは、以下のように書かなければいけない。

  MOV AL,0x27          ←「 ' 」の文字コードは0x27なので・・・

REWEITING:id...Smym2PUhw67gWtCYhbRXNssE28FeMXmbmVLYCBfSbatwx5Fp4j2sMdWYgH7XKLhd

• 追記! 文字列の最初と最後に「“」を使っている場合は下記の記述

  MOV AL,"""     //　　アセンブル時にエラーになる
  
  正しい記述...
  
  MOV AL,0x22     //0x22は「“」のコード